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プロフェッショナルたちが語る「目と仕事」「マイスターズアイ」 ヘリコプターパイロット 赤城悟さん デイトレーダー 中野かおりさん 税理士 窪田 文弘さん 鞄職人 老沼 久一さん 江戸指物職人 渡辺彰さん
ヘリコプターパイロット 赤城悟さん デイトレーダー 中野かおりさん 税理士 窪田 文弘さん 鞄職人 老沼 久一さん 江戸指物職人 渡辺彰さん
眼疲労には、それぞれの職業に、それぞれの症状があります。 目を酷使するプロフェッショナルたちに、目の疲れとの上手な付き合い方を伺いました。
キルト作家 遠藤亜希子さん ハイヤー運転手 伊藤 登さん 肖像画家 小野 日佐子さん 精密彫刻職人 斎藤 明司さん 宝石鑑定士 奥田 薫さん
キルト作家 遠藤亜希子さん   ハイヤー運転手 伊藤 登さん   肖像画家 小野 日佐子さん   精密彫刻職人 斎藤 明司さん   宝石鑑定士
奥田 薫さん
 
キルトスタジオ アトリエAkiko代表 自在なミシンステッチや刺繍、アップリケなどでオリジナリティ溢れる世界を描く布作家。「東京国際キルトフェスティバル2006」(会期:2007年1月19日〜1月27日 会場:東京ドーム)にも作品を展示。 仕事内容について詳しくは→http://quilt.site.ne.jp/

アトリエの作業台にしている大きなテーブルの上には、布や糸、ポストカード、本などが拡げられ、次の作品のための準備が進められています。「母が洋裁やデザイン、パッチワークなどをやっていたもので、家の中にはいつも布があって、おままごとも自分で何かしら作っていたんです。作ることはずっと好きで続けていましたが、幼稚園の先生もやってみたいなと思って6年ほど保育士として働いていました。」
保育士時代にも、作品が雑誌に掲載されたり、コンテスト出展などで作品を作り続け、自然な流れで作家活動に入っていきました。
「キルトって、布の間に綿を詰めて三層にするものでアメリカではベッドカバーが代表的なんですが、私はアップリケに刺繍を加えたり、フリーモーションステッチという360度自在に針を運ぶことが出来る技法を使い、絵を描くようにステッチして、さまざまな作品をつくっています。」

雑誌や催しのための作品作りのほか、教室やワークショップで手作りの楽しさを伝えている遠藤さん。その中でも新たな発見があると言います。
「実際、出来ないと思って教室に来られる方も多くて、やってみてこんなに簡単に出来るなんてって驚かれます。布を選び、好きなようにカットしてアレンジを加えて作っていくのは、お料理にも通じる面白さがあると思うんです。でもお料理は食べたらなくなっちゃうけど、キルトは手元に残って、『お母さんってこんなことが出来るんだ』って思われたり、『うちの子、こんなものが作れるんだ』って新鮮な驚きがあったりして、家族や親子の関係性を深くするということも、やり始めて改めて気付いたことですね。」
子供でも、全4回の教室で1メートルサイズの大物を作り上げることが出来るのだそう。励まされながらも、自力で大作を作り上げることで子供は自信をつけ、手作りの楽しさや喜びを感じ取っていきます。
「私も初めて作ったミニクッションを今でも大事に取ってありますが、母に褒めてもらって、それが自信や励みになったのかも知れませんね。」


毎年恒例となっているキルトフェスティバルに出展するための2m×2mの大作に取り掛かると、丸1日作業に集中してしまうこともあります。
「フリーモーションステッチを入れていくのに、ミシンの針の動きをずっと集中して目で追っているので、10何時間もやっていると目が疲れたのを通り越して、くるくるくるって回転しちゃうんです。それを何回か繰り返していると、最終的には目の血管が切れてしまうんです。大作を作ると、大概目の血管は切れますね。」
仕事のためにも目を大事にしようと、作業の合間には意識的に遠くを眺めたり、温湿布や目の体操をしています。
「私の場合、デザインを練るのにすごく時間がかかるので、大作も2ヶ月で仕上げるようなスケジュールになってしまうんです。そうするともう、瞬発力で仕上げるしかないので、体力的にはとてもハードなんですよね。その上、ずっと同じ姿勢で針先をじっと見つめることが多いので、どうしても目は酷使してしまいます。」
運動不足解消にプールで泳ぎ始めたら、肩こりも目の疲れも軽くなったという経験から、疲れを感じるとプールへ行くことが習慣に。作業中には、目の疲労解消と気分転換を兼ねて、よく目薬をさすのだそう。
「目の疲れが激しいときには目薬をさしています。」
遠藤さんのような職業の方には、目の疲れを効果的に取ることのできる目薬が必要なようです。
 
 
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