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プロフェッショナルたちが語る「目と仕事」「マイスターズアイ」 ヘリコプターパイロット 赤城悟さん デイトレーダー 中野かおりさん 税理士 窪田 文弘さん 鞄職人 老沼 久一さん 江戸指物職人 渡辺彰さん
ヘリコプターパイロット 赤城悟さん デイトレーダー 中野かおりさん 税理士 窪田 文弘さん 鞄職人 老沼 久一さん 江戸指物職人 渡辺彰さん
眼疲労には、それぞれの職業に、それぞれの症状があります。 目を酷使するプロフェッショナルたちに、目の疲れとの上手な付き合い方を伺いました。
キルト作家 遠藤亜希子さん ハイヤー運転手 伊藤 登さん 肖像画家 小野 日佐子さん 精密彫刻職人 斎藤 明司さん 宝石鑑定士 奥田 薫さん
キルト作家 遠藤亜希子さん   ハイヤー運転手 伊藤 登さん   肖像画家 小野 日佐子さん   精密彫刻職人 斎藤 明司さん   宝石鑑定士
奥田 薫さん
 
乗務歴35年。現在、社所有のヘリコプター『川崎式DK117型』と『ユーロコプター式AS-355N型』の2機種を担当し、ナイトフライト等の乗務で東京上空を案内するベテラン・ヘリコプターパイロット。
 
 
デートやイベントに、短時間の空中散歩が楽しめると人気のヘリコプター・クルージング。赤城さんは、多彩なフライトメニューを揃えるエクセル航空に勤務し、ナイトフライトを中心に乗務しています。
「ナイトフライトは2つのコースがありまして、どちらも人気です。高度600〜700メートルから見下ろす東京の街並みは、まさにダイヤモンドの夜景。日没のサンセットからはイルミネーションが点灯し始めてきれいですし、もちろん日中のパノラマビューも爽快感があります。」
在籍する8名のパイロットが交替で勤務するため、現在は週に2,3回のペースでフライトを担当しています。
「やっぱり人間にとって、空を飛ぶ、宙に浮くのは憧れです。自分もフライトの度に感動を味わっていますけれど、その場にお客様をお連れして、感動や気持ちよさを体感してもらえるのが、いちばんの楽しさでありやりがいです。離陸した瞬間に、お客様から“わーっ”と感嘆の声が上がるんですよ。」
 

 
22歳でヘリコプター操縦士となった当初、主な仕事は農薬散布でした。そのときに“目”の重要性を切実に感じたと言います。
「大体8メートル位の高度を時速100キロから120キロで飛びながら、両翼のタンクに詰めた農薬を霧状にして散布していきます。高度8メートルと言うのは、田んぼにある電線の高さが大体10メートル位ですから、飛んでいる高度より少し高い位置に電線があるんですね。つまり、電線を飛び越えながら農薬を散布しなくてはいけません。しかも、その電線が非常に細いので、注意しないと良く見えないんです。電線のような障害物を目で探しながら有視界飛行するのですが、探しきれなかったらぶつかったり、電線に引っかかって落ちてしまいますからね。目でしっかり確認しながら飛ぶため、目は酷使していましたし疲れも激しかったですね。」
パイロットになる条件は裸眼視力が1.0以上と定められていますが、当時は遠距離で2.0、近距離も1.2の視力を保持していたと話す赤城さん。毎年6月に受けている航空身体検査では、57歳の現在も遠距離は1.5、近距離は0.9の視力測定結果が出ています。
「目はパイロットにとって重要な部品ですから、常に気をつけています。目にいいと聞いて生卵を食べたり、新聞やテレビもちゃんと距離をとって見るようにしたり。今もパソコンなどでも、熱中して画面に近づいて見ることはないですね。」
     

「いわゆるサプリメントの類は摂りませんので、目にいいと言われるビタミンも食事から摂るようにしています。栄養のことはよくわかりませんけれど、ほうれん草とか、レバーを良く食べて老化防止に努めています。それと眼球運動をよくしています。」
そう話しながら、目を上下左右に動かす様を見せてくれました。
「自己流ですが、別の眼球体操もあるんです。まず遠くにある建物に目の焦点を合わせてから、次に2,3メートルほどの位置にあるものに焦点を合わせ、また遠くに合わせ、次は近くに。これを5回位繰り返して、目の筋肉を意識的に動かします。こうすると目の疲れがほぐれる気がするので、疲れたときや目を使い過ぎたときにはよくやるんですよ。」
目の健康と視力の維持には人一倍気を配っているため、これまでは目が充血したときなどはすぐに眼科医へ行き、症状に合った目薬を処方してもらっていたそうです。
「市販の目薬は使う機会がありませんでしたが、処方目薬と変わらないものなら、ぜひ使いたいと思います。パイロットは、訓練を積んで実績を重ねないとできないところも多い仕事ですから、誇りもありますし今後もずっと続けていきたいと思っています。そのためにも、目と体の健康には注意していきたいですね。」
 
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